2014年3月17日月曜日

3/16 キャリブレーションが僕を苦しめる

今日は昼はゴルフ、夜はローラー。ゴルフのスコアはもちろん聞かないのが大人のマナーだ。

一昨日のローラーでパワーが上ブレしてるようなので、スタート前にキャリブレーション。念のため左クランク固定ボルトを増し締めしておく。あとはマニュアル通り、ブレーキをかけて後輪をロックさせた状態で左ペダルにグッと体重を乗せる。この操作は右クランクには必要ないことになっている。おそらく左クランクとクランク軸をなじませるためと思われる。その後クランクを垂直にしてキャリブレーション。このとき嬉しさのあまりペダルを回したり不要な振動を与えてはいけない。キャリブレーション成功のメッセージが出たらOK。なお、このやり方はANT+モードでのやり方であり、ペダリングモード(パイオニアのサイコンを使う)では左右それぞれキャリブレーションを行うようになっている。



そしてローラーにまたがりワークアウトの開始だ。いや、ローラーにまたがるのは正しくない。ローラー台にセットしたバイクにまたがるのだ。ローラー中の気分については割愛する。ローラーが僕を苦しめるのはいつものことだから。

下のチャートがローラーの結果だ。

L4-20min+L4-10minのワークアウトだ。赤がパワー、緑がスピード、水色がケイデンス、紫が左右バランスを表わしている。

ここで1回目のワークアウトに注目してほしい。いやパワーが大したことないとかそういうことには注目しなくてイイ。速度、ケイデンスが一定であるのにパワーが徐々に上がっているのがわかるだろう。さらに左右バランスも徐々に偏っていっている(この場合左60%程度)。ローラー台はMINOURAのV130固定ローラーだ。この時負荷調整ダイヤルはHで固定したままにしている。すなわちこのときパワーは概ね一定のはずなのに、徐々に左右バランスが左に偏り、同時にパワーが上ブレしていくという現象が発生していると推定されるのだ。

もちろん本当にパワーが上がっているならこれほどうれしいことはない。だが体感的にもそれは違うと断言できる。僕の体ではこのパワーはそう簡単には出ないことも分かっている。ましてやこの後冷静に再キャリブレーションを行っているのだ。本当にこのパワーを信じるならオールアウトしているはずなので、そんな余裕があるはずもない。

もう一つ根拠がある。今まで、いや正確にはタイに来るまではパワータップで同じような一定ペースでのワークアウトをやってきている。この場合はやはりパワーは概ね一定、あるいは時間がたつにつれ少しではあるがパワーは下がっていく。

そこでまず考えるべきは再キャリブレーションだろう。実際そうしている。そしてその効果を確認するために、ここのところサボってやっていなかった2回目のワークアウトを行う羽目になるのだ。

後半のワークアウトを見てほしい。しつこいようだが10分でやめていやがるとかそういうところではない。パワーが概ね一定、左右バランスもほぼ一定となっていることが見て取れる。この状態であればほぼ納得できる。体感パワーとも矛盾しない。

今のところ何故再キャリブレーションで良くなったのかは不明だ。ペダリングモニターはキャリブレーションごとに温度による影響を学習しているという情報がある。このことと関連するかどうかも分からない。

ただ当分の間はキャリブレーションとワークアウトを繰り返していくことになるのだろう。すなわち、キャリブレーションは僕を苦しめるのだ。

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